【製造業前編】現場のDXは「日報」から!ログイン不要でらくらく!手書き日報を「未来のデータ」に変える3ステップ

手書き日報女性 お知らせ

皆さん、こんにちは! オリジナルウェイブ末広です!

2日前の記事では、「手書き日報」がどれだけもったいないか、そしてデジタル化がどう手助けできるかをお話ししました。

手書き日報女性

「でも、なんだか難しそう…」 「スマホやタブレットはあっても、社員全員がアカウント持ってるわけじゃないし…」

そう思いましたか? 大丈夫! 実は、手書き日報をやめて、もっと便利にするのは、皆さんが思っているよりずっと簡単なんです。しかも、特別なアカウントもログインも、一切いりません!

今回は、難しい話は抜きにして、たった3つのステップで、あなたの工場を「らくらく」にする方法をお話ししますね!


ステップ1:今の「めんどくさい」を見つけ出す!

まず、最初にするのは、今の手書き日報のどこが「めんどくさい」のか、どれくらい「めんどくさい」のかを調べてみることです。

  1. 日報を「書く時間」を計ってみよう!
    • 毎日、作業員さんが日報を書くのに何分かかっていますか? 1人15分なら、10人いれば毎日150分(2時間半)も日報を書いている計算になりますね。
    • 管理する人が、その日報をチェックして、パソコンに手で入力し直す時間も計ってみましょう。これも意外と時間がかかっているはずです。
    • 紙代やインク代も、もし計算できるなら見てみてください。小さいことでも、積み重なると大きな無駄になります。
  2. 書いた日報、ちゃんと「使えてる?」
    • せっかく書いた日報の紙の束、どこかにしまいっぱなしになっていませんか?
    • 「あの日の製品のデータが見たい」と思った時、すぐに見つけられますか?
    • 毎日がんばって書いた情報が、ただの「紙」で終わっていませんか?

このステップで、「ああ、こんなに時間がかかっていたんだ!」「こんなにもったいないことをしていたんだ!」と気づくことができれば、工場を変える大きな一歩になりますよ!


ステップ2:Googleフォームで「ぴっ」

「よし、めんどくさいをなくそう!」と思ったら、次は具体的な方法です。

  1. 「書く」から「入力する」へチェンジ!しかも「ログイン不要」
    • 高い機械をいきなり買う必要はありません。皆さんが普段使っているスマートフォンやタブレットを使ってみましょう。
    • 私たちがおすすめするのは、Googleフォームのような無料のツールを使う方法です。日報の項目を画面に表示して、数字を選んだり、文字を打ち込んだり、チェックを入れるだけで入力ができます。手書きよりずっと早くて、文字もキレイ!
    • Googleアカウントがなくても、誰でもフォームに回答できます。 現場にQRコードを貼っておけば、読み取るだけで日報フォームにアクセス! 特別なアプリを入れなくても、インターネットにつながる環境があればすぐに始められます。これなら、ITが苦手な方でも安心ですね。
  2. データが自動で「お片付け」!管理者は「転記作業から解放」!
    • 皆さんがGoogleフォームで入力したデータは、自動的に**Googleスプレッドシート(表計算ソフト)**の中にキレイに整理されてたまっていきます。
    • これが一番のポイント! 管理する人は、手書きの日報をパソコンに打ち直す必要がなくなります! データが最初からデジタルで保存されるので、転記ミスもゼロに。
    • これで、管理する人も、いちいち紙を見比べたり、手で計算したりする手間がなくなります。
  3. 他のシステムとも「なかよし」に!
    • もし、工場で生産の計画を立てるシステムや、お客さんの注文を管理するシステムを使っていたら、日報データと「なかよし」にすることもできます。
    • データがバラバラにならず、全部まとめて見られるようになるので、もっとスムーズに仕事が進みますよ。

このステップで大切なのは、「いきなり全部完璧にしようとしない」ことです。まずは簡単なことから始めて、少しずつ慣れていくのがおすすめです。

ここからはデモとなります、実際の使用イメージに近いように作成してみました。


【ログインしなくてもリンクやQRコードで入力が可能!
個人用のスマートフォンで対応可能です!

日付の選択はとっても簡単!


作業者名をあらかじめ登録しておけば簡単に選択可能!

作業名も登録しておけば毎回紙に書き込む必要がありません!

作業時間や生産数はスマートフォンで数字を記入するだけ!

自工程不具合なども報告可能に編集可能!

入力が済み、他の作業がなければ次へ!

回答が済むと、データが管理者のとこに即座に集計!

ステップ3:データを見て「もっとよくする」工場に変身!

Googleフォームで集めたデータは、使って初めてその力が発揮されます。

  1. 現場の「声」を聞いて、どんどん良くしよう!
    • 新しい日報のやり方を使い始めたら、現場で使っている作業員さんの声を聞いてみましょう。
    • 「もっとこうなったら使いやすいのに」「こんな情報も入れたい」といった意見は、システムをさらに良くするための「宝物」です。
    • 実際に使う人が「便利になった!」と感じてくれれば、みんながもっとやる気になります。
  2. スプレッドシートの「数字」を見て、賢く決めよう!
    • Googleスプレッドシートにまとまったデータを見て、「今日はこれくらいのものが作れた」「この工程はちょっと時間がかかりすぎているな」といったことを、感覚ではなく数字で判断できるようになります。
    • 例えば、スプレッドシートのデータをグラフにしてみたら、「最近、木曜日に不良品が多いぞ」と気づくことができるかもしれません。そうしたら、木曜日の作業方法を見直す、といった改善がすぐにできるようになります。
  3. いつかはAIで「未来」が見えてくる!
    • 手書き日報をやめてデータがたまると、もっとすごいことができるようになります。
    • 今はGoogleフォームでデータを集めていますが、このデジタルデータがたまっていくと、将来的にAI(人工知能)の力を借りて、さらに高度な分析ができるようになるんです。
    • 例えば、AIが機械が壊れる前に「そろそろ調子が悪くなるかも」と教えてくれたり、来月の生産量をデータから予測して、無駄なく材料を用意できるようになるかもしれません。
    • これが、いわゆる「スマート工場」への第一歩なんです!

まとめ:あなたの工場も「未来の工場」にしませんか?

手書き日報の脱却は、単に紙をなくすだけではありません。それは、皆さんの工場がもっと「賢く」「スムーズに」動くようになるための、とっても大切なステップなんです。まずはログイン不要なGoogleフォームのような身近なツールから始めて、デジタル化のメリットを実感してみてください。

私も製造業の現場を知っているからこそ、皆さんの大変さも、そして「もっと良くしたい」という気持ちもよくわかります。

もしこの記事を読んで、「ウチの工場も、このやり方で変えてみたい!」「もっと詳しく話を聞いてみたいな」と思ったなら、ぜひ私に声をかけてください。皆さんの工場を、未来に向けて「らくらく」で「強い」工場にするお手伝いをさせていただきます!

次回は【中編】自動で転送されたデータについて解説してきます!

【中編はこちらからご覧ください!】

[無料相談はこちらからhttps://original-wave.jp/contact/

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