【前編】グーグルアースで面積測定!マップとの違いと、精度を50mプールで検証!

お知らせ

「グーグルアース」という名前、聞いたことはありますか?

「世界中の景色をパソコンで見られるすごいツール」くらいのイメージはあるけれど、実際の仕事、特に建設業関係の業務にどう役立つのか、ピンとこない方も多いかもしれません。

実はこのグーグルアース、使い方次第で見積もり作成や現地調査の準備を効率化する、非常に強力な武器になるんです。このシリーズでは、その具体的な活用法をご紹介していきます。

今回は【前編】として、まずグーグルアースの基本と、その驚くべき精度について見ていきましょう。

グーグルマップとはどう違うの?

多くの方が使い慣れている「グーグルマップ」とは、何が違うのでしょうか?

グーグルマップは「高機能な地図帳」です。 お店を探したり、目的地までの道順を調べたり、交通状況を確認したりと、主に「移動」を目的とした、私たちの生活に欠かせないデジタル地図帳と言えます。私はカーナビ代わりにいつも使用しています。

グーグルアースは「デジタルの地球儀」です。 一方、グーグルアースは、地球そのものを立体的に再現した「デジタル地球儀」です。地形の起伏、建物の3D表示、そして過去の航空写真まで見ることができ、特定の場所をじっくり「観察・分析」するのに長けています。

建設関係のお仕事で、現地の地形や植生の状況を上空から立体的に把握したい、という場面では、この「観察」が得意なグーグルアースに軍配が上がります。

【実践】その精度は?加賀市中央公園のプールで答え合わせ

「便利そうなのは分かったけど、それで測った寸法って本当に正確なの?」

そう思われるのも当然です。そこで、まずは「答えが分かっているモノ」を測って、その精度を確かめてみましょう。舞台は、石川県が誇る加賀市中央公園の屋外50mプールです。

準備:Webサイトを開くだけ

特別な準備は要りません。普段インターネットを見るのと同じように、パソコンを使って下記のページを開くだけでOKです。 グーグルアース

かっこいいい画面が開きます・・・

しばらく待つと、地球儀もしくは地球上のどこかが表示されます

それでは左上の🔍検索マークから検索してみましょう!

試しに加賀市中央公園と入力してみましょう

ぎゅーんと地球儀が回転して、加賀市中央公園が映し出されました。


今回はまずプールの部分を拡大してみましょう!

拡大と縮小はマウスのこの部分(ホイール)を使用して調整してみてください!

これでプール全体が写るように上手に拡大出来ましたね!

手順1:プールの長さを測る

次に、上のメニューから定規アイコンを選びます。

そしたらプールの長辺の端と端を順番にクリックしてみましょう。

どうでしょうか?画面に表示された距離は、ほぼピッタリ「50m」。これで、このツールの精度にかなり信頼が持てたのではないでしょうか。

手順2:プールの面積を測る

続けて、プールの面積も測ってみましょう。四隅を順番にクリックして四角形を完成させると、面積が表示されます。。平らな場所であれば、非常に正確な測定ができることが分かりますね。

【後編へ続く】

さて、ツールの信頼性が確認できたところで、いよいよ本番です。

次回の【後編】では、このグーグルアースを使い、もっと形が複雑な「加賀市中央公園の公園部分」の面積測定に挑戦します!どうぞお楽しみに。

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