【続編】もう打ち直さない!Googleレンズの手書きメモ認識で、業務はもっと加速する

お知らせ

スマホのカメラ、かざすだけ!Googleレンズで始める『無料DX』入門【手書き文字編】

前回の記事では、お手持ちの商品を一瞬で調べる『裏ワザ』をご紹介しました。すでにお試しいただき、その便利さに驚かれた方も多いのではないでしょうか?
【前回の記事をまだご覧でない方はこちらより】

しかし、Googleレンズの本当の実力はこれだけではありません。今回は、ビジネスシーンで意外と多い『手書きのメモ』をテーマに、その認識能力を徹底解説します。

『走り書きした打ち合わせメモ、後でPCに清書するのが面倒…』 『お客様に書いていただいたアンケート、一件ずつ手入力するのが大変…』

そんな、誰もが一度は感じたことのある悩みを、Googleレンズが解決します。さあ、あなたの『アナログ資産』である手書きメモを、一瞬で『デジタル情報』に変える魔法を体験してみましょう!」


【基本の使い方】3ステップで完了!手書きメモをテキスト化する簡単操作

まずは基本から。使い方は、印刷された文字を読み取る時とほとんど同じです。今回は、打ち合わせで書いた手書きのメモをテキスト化するシーンを想定して、手順を追ってみましょう。

iPhoneをお使いの方へのご説明です、【Google】というアイコンがグーグルアプリです。まだお持ちでない方は無料なのでAppストアかダウンロードしてみてください!

まずはGoogleアプリを選択します。

次にこちらのカメラマークを選択してみてください!

するとカメラが起動します、これだけで準備オッケーです!

※アンドロイドスマートフォンをお持ちの方は前回記事をご覧ください。
【前回の記事をまだご覧でない方はこちらより】

① 手書きメモにカメラをかざす

まずは、Googleレンズを起動し、テキスト化したい手書きのメモにカメラを向けます。このとき、なるべく明るい場所で、メモ全体がはっきりと映るようにするのがポイントです。

② 撮る、そして認識させる

画面にメモを写したら、虫眼鏡の形をした検索ボタン🔍をタップします。

すると、Googleレンズが画像の中にある手書きの文字を自動で認識し、白いハイライトで示してくれます。

③ コピーして、貼り付けるだけ!

認識されたテキストを全文選択したい場合は【テキストを選択】を押します。

スマートフォンで文章をコピーして使いたい時はそのままコピーを押してください。

コピーしたテキストは、そのままメールやチャットアプリに貼り付けて共有したり、メモアプリに保存したりできます。あの面倒な打ち直し作業は、もう必要ありません!


【プロの裏ワザ】AIも感動!認識精度をグッと上げる3つのポイント

「試してみたけど、うまく認識されない…」そんな時は、以下の3つのポイントを意識してみてください。少しの工夫で、AIの認識精度は驚くほど向上します。

  1. なるべく丁寧に、ハッキリと書く やはり基本は「文字の丁寧さ」です。走り書きやつなげ字よりも、一文字一文字を区切って書くことで、AIが格段に文字を認識しやすくなります。
  2. 無地の紙に、濃い色のペンで書く 罫線や柄が多い紙よりも、シンプルな無地の紙の方が、AIは文字だけに集中できます。また、背景とのコントラストがハッキリするよう、黒や濃い青のペンで書くのがおすすめです。
  3. 真上から、影が入らないように撮る 斜めから撮影すると文字が歪んでしまい、認識率が下がってしまいます。メモの真上から、スマホの影が映り込まないように撮影しましょう。オフィスの照明などを活用すると良いでしょう。

【最強の時短術】スマホからPCへ!『パソコンにコピー』で魔法の連携

手書きメモのテキスト化で、特に強力なのが前回も少し触れた「パソコンにコピー」機能です。この神連携を使えば、あなたの仕事はさらにスピードアップします。

スマホとパソコンで同じGoogleアカウントにログインしていれば、スマホのGoogleレンズでコピーした手書きメモのテキストを、なんとワイヤレスでパソコンに送信できます。

まずテキストを選択したあとで、縦に並んだ…を押します。

すると【パソコンにコピー】が現れますので、押してみてください。

スマホで撮る → PCの議事録ファイルに直接ペースト!

この連携を使えば、会議中に取った手書きのメモを、会議終了と同時にPC上の議事録に反映させる、といった芸当も可能になります。もう、自分のデスクに戻ってから作業する必要はありません。情報共有のスピードが劇的に向上します。


パソコンに張り付けた結果がこちらです。

もちろん文字の精度にも左右されますが、小学1年生レベルの文字でもほぼ問題なく文字として認識されたことがわかります!

【まとめ】『手書き』の価値を、デジタルの力で最大化しよう

いかがでしたでしょうか。

手書きは、思考を止めずに素早くアイデアを書き留められる、創造的な作業です。その手書きの良さを活かしつつ、面倒な後処理はテクノロジーに任せる。これこそが、私たちが目指すべき新しい働き方、『DX』の本質です。

Googleレンズを使えば、あなたの大切な手書きメモは、ただの紙切れではなく、すぐに活用できる「デジタル資産」に生まれ変わります。

特別な機材も、専門知識も必要ありません。まずはあなたのカバンに入っている手帳やノートで、この感動をぜひ味わってみてください。

いつもお知らせ記事をご覧いただき、どうもありがとうございます。 次回は、街中のモノや商品にかざすだけで情報がわかる「画像検索」機能の、意外なビジネス活用術について解説します!

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